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Table of Contents
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1. 目的
当ガイドは、SCP-JPでスタッフの認可を得て開催される公式イベントの施行に当たっての各規則等を定めるものです。各イベントを監督・主催するSCP-JPイベント委員会の職務や位置づけのほか、公式イベントに企画を持ち込むサイトメンバーにとっての指針を示すことを目的としています。
2. 公式イベントの定義
公式イベントは、以下のように定義されます。
- 公式イベントは、原則としてサイト内で行われるものを指します
- 公式イベントは、原則としてメンバーによって企画され、開催されるものを指します
- 公式イベントは、原則としてSCP-JPイベント委員会の監督下において開催されるものを指します
2.1. 公式イベントの種類
公式イベントは、形式や賞典の有無によって以下のように大別されます。
- 公式イベントのうち、競技形式で行い、勝者に対して特定の賞典などの付与を行うものをコンテスト(以下、公式コンテスト)とします
- 公式イベントのうち、賞典などの付与を行わないものをキャンペーン(公式キャンペーン)とします
2.2 重賞
公式イベントには、年間に3回まで、必ず同時期に開催する「重賞」があります
2.2.1 重賞の定義と制限
- 重賞は、公式イベントのうち、「公式コンテストの中で特別に指定されたもの」を指します
- 重賞は、1年間において3回まで開催されます
- 重賞は、以下の3つの時期において開催されます
- 4-6月期 「春の重賞」
- 7-9月期 「夏の重賞」
- 10-1月期「秋(冬)の重賞」
- 重賞の開催中には、原則としてほかのコンテストを開催することはできません
- 重賞の開催期間の前後1ヶ月は、原則としてほかのコンテストを開催することはできません
2.2.2 重賞の指定
- 重賞は、SCP-JPイベント委員会によって指定されます
- 重賞は、投稿と投票にかかる期間が合わせて30日を超える公式コンテストに対して指定されます
- 重賞に指定される公式イベントの企画案は、開催の1ヶ月前までにイベント委員会へ提出する必要があります
- 企画案が複数ある場合は、サイトメンバーによる投票によって開催される企画が決定されます
- 隔年で開催される新人執筆者コンテストは、必ず重賞に指定されます
3. SCP-JPイベント委員会
SCP-JPイベント委員会は、公式イベントに関する事務を取り扱う、メンバー、コントリビューター、サイトスタッフの三者によって構成されるタスクフォースです。
3.1. 権限と構成
- SCP-JPイベント委員会は、公式イベントの企画案をサイトスタッフに対して上程する権限を持ちます
- SCP-JPイベント委員会は、公式イベントの開催と終了を宣言することができます
- SCP-JPイベント委員会は、専任委員と常任委員で構成されます
- SCP-JPイベント委員会は、常任委員から選出される常任委員長によって代表されます
- SCP-JPイベント委員会は、常任委員と常任委員長で構成される常任委員会によって運営されます
3.2 イベント委員共通
専任委員と常任委員は、イベント委員と総称されます。当項は、専任委員、常任委員、常任委員長らすべての委員に共通する権限と義務を規定します。
3.2.1 権限
- イベント委員は、公式イベントのルールや処理等について決定することができます
- イベント委員は、メンバーのイベント参加を取り消すことができます
3.2.2 義務
- イベント委員には、担当する公式イベントの開催の業務に参与する義務があります
- イベント委員には、担当する公式イベントの主催者を補佐する義務があります
- イベント委員には、公式イベントに関する議論に参加する義務があります
- イベント委員には、公正中立の姿勢が求められます
3.3 専任委員
専任委員は、各公式イベントごとに募集されるサイトメンバーによるボランティアです。
3.3.1 任命と任期
- ボランティアとして募集に応じることで、常任委員によって任命されます
- 専任委員の任期は、担当する公式イベントの終了までです
3.4 常任委員
常任委員は、コントリビューターとして一年間に開催されるすべての公式イベントを監督します。
3.4.1 任命と任期
- コントリビューターとして管理者によって任命されます
- 常任委員の任期は、特に定めのない限り1年間です
3.4.2 権限
- 常任委員は、公式イベントに係わるページの編集・削除を行うことができます
3.5 常任委員長
常任委員長は、イベント委員会の代表者として紛争の調停などを行います。
3.5.1 任命と任期
- 常任委員長は、常任委員の中から管理者によって任命されます
- 常任委員長の任期は、特に定めのない限り1年間です
3.5.1 権限
- 常任委員長は、委員会を代表し、委員を指揮監督します
- 常任委員長は、公式イベントで発生した紛争について調停を行います
3.5.2 義務
- 常任委員長には、公式イベントで発生した紛争解決のために努力することが求められます
4. 企画に関すること
公式イベントの企画に関することについて定めます。
4.1 開催準備について
4.1.1 準備について
公式イベントの企画する際に、留意すべき事項があります。
- 公式イベントの企画案は、SCP-JPイベント委員会によって開催の21日前までに了承される必要があります
- 公式イベントの開催に関する告知は、可能な限り開催の14日前までに行うものとします
4.1.2 特別な措置について
公式イベントは開催にあたって、次の特別な措置が行われる場合があります。
- トップページ等を使った開催告知・受賞作品の掲示
- 表彰を目的とした特殊評価モジュールの設置の認可
- 公式イベントに使用できるタグの新設
- 公式イベントハブ等のページ作成
- 公式コンテスト受賞作品および受賞者の永続的な顕彰
4.2 主催者
主催者は自らの名において公式イベントを開催する栄誉を持ちます。イベント委員の補佐を受け、ボランティアとして公式イベントの開催を指揮します。
4.2.1 就任
- 主催者は原則として、公式イベントの企画を提案した者が就任します
- 主催者は原則として、担当する公式イベントの専任委員を兼務します
- 主催者に事故があるときは、常任委員または担当する公式イベントの専任委員が代行します
4.2.2 職務
- 主催者は、主催する公式イベントの開催にかかわる会議等を主宰します
- 主催者は、主催する公式イベントのルール等について策定を行います
- 主催者は、主催する公式イベントの開催中に起きた紛争について、イベント委員と協同して対処します
- 主催者は、主催する公式イベントにおける業務において、最終的な決定を行います
- 常任委員長、サイトスタッフによる決定は主催者の決定に優越します
- 主催者は、主催する公式イベントにおいて、受賞者を表彰します
4.2.3 義務
- 主催者は、公式イベントの開催にかかわる業務に対して主体的に執務する義務があります
- 主催者は、イベント委員の意見を尊重する義務があります
- 主催者は、公正中立の姿勢で執務する義務があります
5. 紛争に関すること
5.1 受賞辞退について
公式コンテストの受賞作品には、自主削除について規制が設けられています。
- 公式コンテストの優勝を辞退した場合、その者は公式コンテストへの参加資格を将来にわたって喪失します。すなわち永久欠格とします。これは辞退した時点で取り消しが出来ません
- 公式コンテストの大賞作品が辞退等で空位となった場合、次点作品が繰り上げで受賞します。繰り上げ受賞を辞退した場合は、同様に公式コンテスト参加の永久欠格とします
- 以下の行為は、イベント委員による議論のうえ、公式コンテスト参加の永久欠格となる場合があります
- 公式コンテストに優勝、ならびに繰り上げ受賞した後、記事の白紙化、低評価削除を誘導するなどの行為によって受賞作品を空位にすることを試みた場合
- 記事における公式コンテストの趣旨を支える部分を削除することを含む、元々の記事の公式コンテストからの逸脱が著しい改稿を行った場合
- 上記1,2の場合は、公式コンテスト参加の永久欠格とする前に、イベント委員は「何が永久欠格の理由になるか」の説明と改稿差し戻しを推奨して、相手の応答を最低2週間待つものとします
5.2 紛争解決
公式イベントにおける紛争解決については、次のように定めます。
5.2.1 紛争解決の主体
- 公式イベントにおける紛争解決は、SCP-JPイベント委員会がこれを一次的に担います
- SCP-JPイベント委員会による紛争解決が見込めない場合、サイトスタッフがこれを引き継ぎます
5.2.2 異議申立
- 公式イベント参加者は、SCP-JPイベント委員会によって行われた処理に対する異議の申立ができます
- 異議申立が可能な者は、処理に関する当事者に限られます
- 処理に関する当事者とは、処理の対象になったメンバーと、処理によって受賞順位の繰り上げ等の影響を受けるメンバーを指します
- 処理に関する当事者にイベント委員、主催者、サイトスタッフが含まれる場合には、当該のメンバーは紛争解決のプロセスへの関与を禁じられます
- 異議申立が可能な期間は、イベント終了の宣言から一週間が経過するまでとします
- イベント委員ならびに主催者は、異議申立を受けた場合、公開された場で処理について再検討を行います
5.2.3 処理の取消請求
- 公式イベント参加者は、異議申立が却下された場合、サイトスタッフに対して処理の取消を請求することができます
- サイトスタッフは、処理の取消請求を受けた場合、処理について再検討を行います
- サイトスタッフは、処理の取消請求について認可、もしくは棄却した場合、以後に当該処理に関する再検討は行いません
5.2.4 処理の差戻
- イベント委員ならびに主催者は、異議申立、もしくは取消請求に基づいて処理が差し戻されることが決定した場合は、ただちに実施された処理を解除します
5.2.5 紛争解決の例外
- SCP-JPイベント委員会では以下に掲げる各号における紛争解決を取り扱いません
- サイトルールにおける違反に対する処分
- 処理の差戻に対する異議申立