サイトスタッフ各位に、以下の対応検討についてご意見を頂きたく存じます。
対応検討
PKTAoyos に対するサイトルール:処分:3.「長期BAN」に基づく1週間の長期BAN
PKTAoyos に対する第三者とのアカウント共有の停止指示
PKTAoyos に対するセキュリティポリシーに沿うアカウント不正利用対策実施の指示
PKTAoyos に対するサイトルールの再読指示
以上を提案します。
提案の経緯
9月3日の昼頃、PKTAoyos さんとサイトスタッフ
Tark_IOL との間での、別件に関するPMのやり取りにおいて、同氏から「アカウント
PKTAoyosは自身と第三者によって共同で使用している」との内容が送信されました。この内容が真である場合は、「サイトルール: 義務>3. 行動>5.複数アカウントの禁止」に抵触することは明らかでありました。
サイトスタッフはPKTAoyos さんに対し、PMに記述されていた内容に対して誤りがないことを再確認するため、スタッフ指示スレッドを設置しました。同スレッドでは以降の処分の軽重を見定めるため、以下の3つの質問も行いました。
- 何故第三者とのアカウント共有に踏み切ったのか。特に本サイトは年齢制限がないため、モデレーター視点ではアカウント共有を行う動機は考え難いが何故か。
PKTAoyos さんは6月にも同規定への抵触が発覚し、その処分にはサイトルールの再読指示が含まれている。にもかかわらず今回の問題が浮上したとすると、同氏はサイトルール違反を認識しながらもこれを放置した、あるいはサイトルールの再読指示を十分に完遂していないと判断するしかない。何故そのような事態に至ったのか。
- アカウント
PKTAoyos について、同氏と第三者がどのようにアカウントを操作したか、可能であれば下書きページやVote毎にその詳細を公表してほしい。
このスレッドにおいて同氏は
- アカウント
PKTAoyosは自身と第三者によって共同で使用している。
- 第三者のアカウント使用に対し、Voteと執筆を行わないことを条件にアカウントを共有していた
と発言(その他家庭内の事情はここでは省略することとする)。
サイトスタッフはこれに対し、
- 「クオリティコントロール機構への信頼性の担保」というのは同項の設置理念の一面に過ぎず、そもそも「条項の設置理念に沿っているので、条項そのものに抵触してもよい」というのは、明らかな誤りである。
- サイトルールにおいて「Vote、執筆をしなければ共同でアカウントを使用してよい」といった内容の条項は存在せず、またセキュリティポリシーの項においても他人にアカウントを使用させないよう明記している。
- 以上の2点を勘案するとサイトスタッフは、同氏がサイトルールを自らの都合の良いように読み替えたと判断している。
と指摘。
特に最後の点についてPKTAoyos さんは同様の認識で相違ないかと質問したところ、肯定する返信が得られました。
提案の根拠
本件は
当サイト上において、あなたは1つのWikidotアカウントのみ使用を認められます。原則として、複数アカウントの使用・複数人による1つのアカウントの共有は一切認められません。
に抵触する重大な違反です。複数人が単一アカウントにログイン可能な状態は、該当アカウントの主使用者や本サイトにおけるセキュリティインシデントの遠因となることはいうまでもありません。それ以上に、アカウントとユーザーが一対一であることを想定して設計されている本サイトの、健全な運営に対しての脅威でもあります。
以下は提案する処分について記述します。
氏は約2か月前に同条項における複数アカウントで処分を受けたばかりであり、その処分として1週間の長期BANとサイトルールの再読指示が下されました。しかし氏は再読指示には従いましたが、家庭内の事情からか、サイトルールを自らの都合の良いように読み替えて第三者にアカウントを共有しました。上述した経緯を鑑みて真に悪意性があるとは断言し難いですが、とはいえ処分議論の場において永久BANから大きく減刑するには至らないというのが私の認識です。
そのため、氏に対する処分は、累積処分であることを鑑みて、凍結処分未満では最も重い1週間の長期BANを軸にするべきだと考えています。累積であるならば前回の処分(1週間の長期BAN)より重い永久凍結処分が適当だと見做すスタッフもおられるでしょう。しかし前回の処分は、その経緯から情状酌量の余地ありとして当初長期BANの中でも軽度な処分(72H程度)を想定していたところ、追加の条項違反があったため、72H処分をさらに延長したという経緯があります。今回はそのような出来事がなかったため、このような提案に至っています。とはいえ、サイトルール再読指示の効果が事実上無視されたこと、短期間で同項の重大違反を重ねている点は大変重く、再度同様の行為があれば永久凍結処分が免れ得ないことは、処分議論の場で言及すべきかと考えます。
手続き
本スレッドはSCP-JPサイトに処分議論スレッドを作成する前の事前協議スレッドであり、サイトスタッフ憲章:サイトメンバーの処分:1.処分議論スレッド:3.事前協議:に基づきます。
議論期間は2022年9月11日23時59分までとし、5名以上のスタッフの賛成か、前述の意見募集期限を迎えた時点でメインサイトに処分議論スレッドを作成する予定です。
議論の内容によっては、本スレッドの期限は延長される可能性があります。