実在するYouTuberを記事に登場させること/実在するYoutuberに協力を求めて記事を作成することの是非
SCP-1391-JPでの議論のうちの動画に関する方の問題について解決をしましょう。
別々の問題が寄り集まっているので複雑ですので、まずそれぞれ独立な問題に分ける必要がありますね。
問題の整理のために、スタッフそれぞれの意見をください。
a.k.a. 鬼食料理長
実在するYouTuberを記事に登場させること/実在するYoutuberに協力を求めて記事を作成することの是非
概要:
Youtuberを使った記事があって、そこのスレッドのディスカッションに熱がこもっていました。
ディスカッションでの指摘として、「この記事がYouTuberの宣伝・売名行為として利用されているのではないか」というものが見られました。
削除のガイドライン: 即時削除では、「コンピュータウイルスや露骨な性的表現、スパム、広告、その他の違法なコンテンツを含む悪質な記事」に対する即時削除を認めていますが、
この条文の予定する「悪質な記事」とは広告や営利をその作成目的の第一義とするものと思料され、SCP-1391-JPが直ちにそれに該当するかについては別途議論が必要と考えます。
したがって、『記事の広告的性質に関する問題』が一つあると考えます。
権利関係についてですが、これは記事作者よりディスカッションの冒頭と後半に説明がありました。（以下、crow_109さんの発言を一部抜粋します）
画像についてはこちらの写真を、動画についてはこちらの映像の一部を、CC-BY-SA3.0下で使用できるよう、編集・加工の上再アップロードさせていただいております。尚、元となった写真及び動画については、現在もKUNさんが著作権等の権利を保持していることに留意してください。
また、本記事はKUNさんの宣伝を目的に書かれたものではなく、記事中の動画は私がKUNさんの動画を編集して再アップロードしたものなので（当然ながらアカウント主は私であり、広告も付けておりません）、再生によってKUNさんが直接的に金銭を得ることはありません。
http://ja.scp-wiki.net/forum/t-2848847/scp-1391-jp#post-3279320
またseafield13さんが挙げた、即時削除の要件となる「広告」に関しての削除のガイドラインのルールの解釈ですが、これは他に列挙されている項目がはっきりと違法なものであり、かつ削除というサイトメンバーに対する不利益処分を扱うルールであるという性質を考えれば、より制限的にこのルールを解釈しなければならないでしょう。即ち、極めて悪質性の高い、例えば折りたたみ構文に偽装した営利目的の広告へのリンクが貼ってあるような記事でない限り、このルールは適用すべきでないと考えます。
今回の件の事実をみるに、KUNさんへの間接的な宣伝効果は否定できないものの、この効果は金銭的な利益が発生しない性質のものであり、削除のガイドラインのルールを適用するのは適当ではないと思います。
そしてまた「YoutuberのKUN」さんに限らず、なにものかを穏当な形で宣伝するという行為があったとしても、これはサイトルールやガイドライン等で禁止されているものではなく、あくまでも個人個人の創作者倫理に触れるか触れないかという問題であり、財団wikiとして禁止しうるものではないと考えます。例えば、http://ja.scp-wiki.net/scp-123-j では、ユニリーバ社の実在の製品（http://www.icantbelieveitsnotbutter.com/） をほぼそのままJokeカテゴリの記事として使用しており、サイト上のいかなる準則による制限も受けていません。
どのみちYoutubeという外部サーバーを使うのですから、標準Youtubeライセンスではなく、CC BYあるいはCC BY-SAに設定していただく必要がありますね。
ディキシーランドナイトメアみたいにVimeoを使えば、CC BY-SAでアップロードしやすそうですね。
こんな感じに「もっと」を押したらAboutが出るところにつく
a.k.a. 鬼食料理長
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Re: 実在するYouTuberを記事に登場させること/実在するYoutuberに協力を求めて記事を作成することの是非 by 
Nanimono Demonai, 17 Jul 2017 13:34
Youtubeの利用規約6-Cには、
お客様は、ご自分の本コンテンツに対する所有権を全て留保します。
とあります。1ので、
使用する動画を「標準のYoutubeライセンス」で公開することそれ自体は問題ないです。
しかしながら、SCP-JPで利用する関係上、CC3.0 BY-SAライセンスに互換性のあるライセンス2を同様に付記する必要があります。3
これらを動画説明文などに記載することで「標準のYoutubeライセンス」とのデュアルライセンスが成立します。
現在1391-JPで利用されているSCP-1391-JP映像記録はCC3.0 BY-SAを宣言するために必要なHTMLコードが不足しているように見えます。
了解です。まとめていただきありがとうございます。
これに関連してcrow_109 氏への私からのPMを撤回するとともにお詫びいたします。
a.k.a. 鬼食料理長
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Re: 実在するYouTuberを記事に登場させること/実在するYoutuberに協力を求めて記事を作成することの是非 by Nanimono Demonai, 17 Jul 2017 15:07
諸々状況確認しました。
対応ありがとうございました。
現時点では、私は掲題の、実在するYouTuberを登場させた記事を作成することは、削除や禁止の対象にはならないと考えています。理由としては、ukitさんの下記意見と同じ物です。
そしてまた「YoutuberのKUN」さんに限らず、なにものかを穏当な形で宣伝するという行為があったとしても、これはサイトルールやガイドライン等で禁止されているものではなく、あくまでも個人個人の創作者倫理に触れるか触れないかという問題であり、財団wikiとして禁止しうるものではないと考えます。例えば、http://ja.scp-wiki.net/scp-123-j では、ユニリーバ社の実在の製品（http://www.icantbelieveitsnotbutter.com/） をほぼそのままJokeカテゴリの記事として使用しており、サイト上のいかなる準則による制限も受けていません。
どこまで宣伝行為とするか非常に曖昧なので、線引出来ないですし、これを禁止したら、外部で元々活動があるメンバーの、サイト内の活動全てが、"宣伝"扱いされるようになる可能性もあります。
一律に"宣伝は悪"と割り切るのではなく、その記事が"宣伝"に対するネガティブな印象を加味したとしても十分質が高ければ、それでいいと思います。諸々加味して面白くないなら、通常通り低評価削除の対象になるでしょう。
個人的には、そもそも宣伝目的でも、良記事であればSCP_Foundationとしては得だと考えています。仮に宣伝目的の記事ばかりになるようでも、上でも書いた通り、それらは単純に「宣伝っぽくてつまらない」などと批評/dvされ、淘汰されるでしょう。
/forum/t-2862215/youtuber-youtuber#post-