削除のガイドライン

この記事は、Deletions Guide(原執筆者tunedtoadeadchanneltunedtoadeadchannelpooryoricを元に作成されています。

記事の削除について

サイト全体の質を保つため、基準を満たしていないと判断された記事は削除される場合があります。ただし即時の削除が必要な一部の例外を除いて、削除の前に必ずその旨が告知されます。通常、削除には多数のサイトメンバーがその記事に低評価を下していることが必要で、削除の対象となったことが通知されてから削除までには3日の猶予があります。その期間に評価が改善すれば、削除は取り消されます。また、どのようなケースであれサイトスタッフによる削除はその理由が公開されます。

低評価による削除

特に重要な点は以下の3つです。

  1. 削除の対象となるのは評価が-3以下となった記事です。
  2. 削除の通知から削除が実行されるまでは72時間の猶予があります。
  3. 削除が実行されるよりも前に評価が向上して-3を上回れば、削除は取り消されます。

削除対象の条件と猶予期間

低評価による削除の対象となるのはそのページの評価が-3以下となった記事です。ただし対象となるのは、本サイトのメンバーにより執筆された創作記事、並びに他言語版で執筆された記事を訳した翻訳記事に限定されます。他言語版で執筆された記事を訳した翻訳記事や、サイトスタッフの許可を得て作成した創作以外のページ(コンテストのハブページなど)は現在削除の対象となりません。

削除の基準を下回った記事をサイトスタッフが確認した時に、その記事のディスカッションページに削除対象となったことを通知します。通知から削除の執行までは72時間の猶予があります。猶予期間中に削除が取り消されることがなければ、スタッフ(管理者、もしくはモデレータ)がその記事を削除します。

削除の取り消し

削除の通知から執行までに評価が基準の-3を上回った(-2以上になる) 場合は削除が取り消されます。取り消された後に再び評価が-3以下になれば改めて削除の対象となりますが、その場合も改めて削除の通知がされ、猶予もその時点から72時間与えられます。ただし評価が-2以上になってから短時間で再び-3以下となった場合、サイトスタッフが評価基準を上回ったことを確認出来ずに削除の取り消しが行われない場合があります。

あなたの記事に削除通知がされたら

まずは焦ったり自身を責めたりしないことです。一先ず落ち着いて、あまり深刻に捉えすぎないでください。あなたのアイディアが全否定されたわけではなく、いくらでもやり直せます。下記のQ&Aも確認してください。削除の通知が来たからといって出来るだけ早く削除しなければならない、ということもありません。その記事に対する意見など、十分な批評を得られるまでは待つことを推奨します。低評価を下す際にその理由をディスカッションで説明する方もいるからです。

それでもまだどうすればよいか分からず困惑しているならば、「どのようにしたいか」「何が分からないか」を述べれば他のサイトメンバーが出来る範囲で手助けします。本当にどうすればいいか分からない場合でも、その旨を伝えてください。執筆者の事情次第では、削除の猶予期間を延長させることは出来ます。(通常48時間まで)ただし、改稿のために猶予時間を延ばすことはお勧めしません。Q&Aにあるように再投稿をお勧めします。

記事を手直す再出発の準備が整うか、あるいは完全に記事をボツにすることを決断したら、猶予期間を待たずすぐに削除することも出来ます。しかし、この記事はどこが良くなかったのかコメントを貰えるため、猶予期間中はすぐに削除しない事をお勧めします。もし削除したい場合は、下記の「執筆者による削除」の手順を踏んで自ら削除するか、どうしても分からないならディスカッションで削除を依頼してください。

Archived SCP

削除の代わりに「Archived SCP」カテゴリに分類される場合もあります。「Archived SCP」カテゴリの記事には-ARCの枝番が割り振られます。Archived化される記事は主に古くから存在し、他の記事で引用されているため削除が難しいと判断されたものです。Archived化の提言は通常の削除プロセスの代わりに管理者によって行われ、記事のディスカッションスレッドでの議論を経て適当であると判断された場合に実行されます。

その他の削除理由

低評価以外の理由で削除が必要と判断されるケースは以下のような場合です。これらの削除に猶予期間はありません。

原語版記事の削除または差し替え

翻訳記事の原語版記事が削除、あるいは別記事に差し替わった場合、該当の翻訳記事はサイトスタッフにより削除されます。ただし、この削除は完全削除ではなく、deleteカテゴリへの移動として行われます(いわゆる"ソフトデリート")。SCP記事を投稿するには?:翻訳タブもあわせてご覧ください。

剽窃とアイデアの流用

もし記事の全体または一部が他の記事からの盗作であったり、アイデアの殆どを他の作品から流用していることが判明した場合、その記事は削除の対象になります。記事に盗作と疑われる部分を発見したサイトメンバーは、具体的な根拠を示してサイトスタッフの判断を仰いでください。スタッフの審議で盗作の疑いが濃厚だと判断されればその記事は削除、もしくは強制的に改訂されます。記事の評価や作成されてからの期間は考慮されません。

特に、著作権の保有者自身によるコンテンツの削除要請は、それが本人によるものであることが確認出来れば無条件で受理されます。

即時削除

下記は管理者の判断により、審議や低評価による削除を待たずに即時の削除が行われる場合の例です。

  • コンピュータウイルスや露骨な性的表現、スパム、広告、その他の違法なコンテンツを含む悪質な記事。
  • 荒らし・煽り目的の記事。本サイトの趣旨を明らかに無視した投稿、特に無意味な文字列の羅列や中傷を含む内容のもの。
  • 削除される記事をわざと連投したり、削除された記事を全く修正することなく再投稿を繰り返すなど、内容以外で問題のある投稿。
  • 白紙、あるいは極端に未完成の記事。 記事を削除するつもりで間違えて白紙化した場合も含みます。
  • その他、以上のような例に類するような、サイトスタッフが即時削除が必要と判断した記事。

サイトメンバーはこれらの項目に該当する記事を見つけた場合、フォーラムで報告を行って下さい。疑いなく違反に該当すると管理者に判断されれば、即座に削除されます。

その他

執筆者による削除

記事の削除はスタッフのみが行えるわけではありません。記事の執筆者はいつでも自身の記事を自分で削除することができます。

  1. ページ下部のメニューから、一番右にある「+ オプション」タブをクリックします。
  2. オプションメニューから更に「削除」タブをクリックし、削除のオプションを表示します
  3. 「ページを完全に削除する」にチェックを入れた後、下の「削除」ボタンをクリックすることで削除できます。
  4. 削除を行ったらフォーラムで報告をお願いします。(「お知らせ」カテゴリの削除報告スレッドです)
  5. 一覧から投稿したもののタイトルを消す(SCP-JPの場合は[アクセス拒否]にする)

削除に失敗する(典型的には「ページを完全に削除する」へのチェックを忘れる)場合、記事は完全には削除されず空ページが残ったり名前が変更されるだけになります。もしそのようなページを発見した場合、スタッフメンバーにお知らせください。決して自分で削除したり、差し戻しを行ったりしないで下さい。

削除のQ&A

Q: 削除される記事を書いてしまったことでペナルティはありますか?
A: ありません。故意の荒らしなど悪意のあるものでないなら誰も迷惑などしませんし、単なる失敗は誰にでもあることです。時には慣れた執筆者ですら失敗します。

大事なことなので強調しますが、記事が低評価となってしまったことで必要以上に罪悪感を持たないでください。あなたの記事に厳しい意見が集まったとしても、それはあくまで記事に対するものです。あなたを非難するものではありません。この記事での失敗を次に活かして欲しいのです。

Q: 低評価になったが記事を改稿したい
A: 低評価で削除された記事はその時点でもう終わり、ということはありません。同じ題材で書き直して再出発することは可能です。ただし、改めてその記事を削除したのち、改稿の後に再投稿することをお勧めします。それまでに溜まったマイナス投票が除去されるとは限らない上に、改稿前のイメージが評価に悪影響を及ぼしかねないためです。このため、改稿の期間として猶予期間の延長を求めることは出来ません。

記事が削除されるまで、ディスカッションに来た批評を確認し、記事の内容を下書きとしてサンドボックスに保存するなどの準備をしてください。記事を削除された後に、下書き批評スレッドなどを使って改稿を行い、十分に改善できたと判断したら再投稿してください。

Q: 以前(2016年4月以前)の削除のルールと、何が変わりましたか?

A:

  1. 猶予期間は大幅に変更されました。記事が作成から時間が経っているか関係なくなり、通知から削除の実行までの72時間が猶予期間となりました。また、原則として改稿のための猶予期間の延長は認められなくなりました。
  2. 低評価による削除の手続きは、管理者以外のサイトスタッフ、モデレータ等も実施できるようになりました。(16年7月から削除の実行も可能になりました)
  3. 剽窃による削除や即時削除などのルールを整理しました。管理者の判断次第では、独断で削除されることがあります。
  4. Archivedや退会済みアカウントの投票に関する規定は廃止されました。万一の場合は管理者が判断しますが、原則としてこれらのルールは適用されません。

Q: 評価モジュールの無いページの評価が削除規定の評価数になってしまっている場合、そのページは削除の対象になるのですか?
A: Wkidotの仕様上、評価モジュールが無くともページ下部から評価の投票が行えます。しかし、サイトルール上、評価モジュールを設置しなくてもよいページはあります。それらのページについては削除対象外とさせていただきます。
もっとも、即時削除の項目のような場合はその限りではありません。

スタッフ向けTIPS

削除対象の通知は管理者およびモデレータが行います。削除対象となったページのディスカッションに通知を行ってください。
SCPwiki用タイマーツールを利用すれば削除猶予期限のタイマーを表示するコード付きで通知文のテンプレートが表示されますので、それをコピーしてください。

通知文の改善案などがあれば提案して頂けると助かります。


このページの内容は変更される場合があります。変更がある場合は必ず事前にフォーラムで告知がされます。

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