茜刺財団新聞 78号 令和7年 3月
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棍棒での殴り合いコンテスト2024、終結

11周年最後の戦いが終わる

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2月9日、「棍棒での殴り合いコンテスト2024」の結果が発表された。11周年イベント秋冬の重賞コンテストで、「すこしふしぎ」をテーマに「棍棒記事」(特殊なフォーマットや用語を用いないSCP記事)を投稿するコンテスト。結果は以下の通り。

金賞: SCP-3982-JP - 気になるアレの正体と、それはそれとして幼い頃の旅行の帰りに両親の運転する車内で疲れ眠っていた事がどれほど幸福だったかについて。 by EianSakashibaEianSakashiba
銀賞: SCP-3774-JP - ツキモチーの逆襲 by Come_DreamCome_Dream
銅賞: SCP-1539-JP - 性悪説 by nemo111nemo111

以下は優勝者であるEianSakashibaEianSakashiba氏のコメント。

    • _

    初めましての方は初めまして、そうでない方はお疲れ様です。サイトメンバーのEianSakashibaと申します。2024年12月より開催されました「棍棒の殴り合いコンテスト」にて金賞を受賞したところ、茜刺新聞委員会の方から「優勝者として寄稿文を」とのお誘いを頂いたためこうして筆を執っている次第です。いや正確には五反田で餃子食べて山手線でMさんと軽い反省会して新宿で乗り換えた帰りの電車の中なので、筆ではなくスマホのメモ帳アプリポチポチしているわけなのですが。

    普段より私EianSakashibaの執筆スタイルとは「書きたいものを実際に文字に起こし、そこからその文章に合うフォーマットを選択する」でした。ここで言うフォーマットとは文章量、構文、STGAAT、その他様々な表現を内包しています。そのスタイルの中でSCP報告書限定参加、構文やその他の禁止事項が存在する棍棒の殴り合いコンテストは非常に難易度の高いものであったと記憶しています。でも公式コンテストには参加した〜いした〜いだったので頑張ることにしました。

    コンテストですから戦わねばなりません、戦略が必要です。私のコンテストに対する戦略としましては「過去に書いた作品の中から最も棍棒と呼ばれるスタイルに近いものを選出し、それをベースにエントリー作品を作る」でした。上記の執筆スタイルのように私の過去作には構文やクロスリンクの数を膨大にした作品もあれば、それ単体で完結してなおかつ視覚的シンプルさを追求した作品もあります。後者の中でrateを鑑みて残っているものがあれば、それが使えるだろうと思ったからです。

    その結果選出されたのがSCP-2975-JP、SCP-2953-JPでした。前者は私の最高rateを叩き出した作品であり、後者はSCP大百科に掲載された作品です。どちらも一定の評価を得ている以上、これを骨組みとして肉を削ぎ再構成しても耐えうる強度を持っているだろうと考えました。この2作品を改めて観察すると

    ・一般に浸透している「棍棒」と呼称されるスタイルに近しいものがある

    ・文字数は短い

    ・SCP報告書としての起承転結というよりも、物語としてのモチーフ回収や視覚的納得感を優先している

    ・アイデアこそ奇抜だが、内容となる話の筋に関してネガティブ方面だったり倫理的な嫌悪感といった刺激的なものにしない

    ・アイデアを十全に生かすため財団をあくまでも観測者にしたい=最初から最後まで「そのSCPが主人公の物語」としてSCP報告書を書きたい

    ・財団の存在感を薄くしても良いように影響範囲は絞る、しかし発生する分布範囲は広範にする

    などと言った「EianSakashibaが書ける棍棒作品の土台」が完成して参りました。挙げてきたこれらはいわばカレールーです。ここからご飯をよそうだけでも良いし、麺類に混ぜても良い、パンにつけても構わない。和洋中にすら通用できる骨組みが完成しました。

    そうして出来たのが今回私が投稿した3作品、旧SCP-3986-JP、SCP-3981-JP、SCP-3982-JPです。順を追って紹介させて頂きます。

    旧SCP-3986-JPの特徴と致しましては、上記の土台に加えて

    ・雰囲気系記事に挑戦したい

    ・話の明確なトリック、因果関係、オチを物語内で明示せず終わる

    ・そのため視覚的美しさをより重点、情報の圧縮や展延にも気を遣う

    を意識して完成したものになります。正直これに1番手応えを感じていたため低評価削除は多かれ少なかれ堪える部分がありました。雰囲気系は難しいですね、かといって諦めることはせず再びチャンスがあればやってみたいところではあります。

    SCP-3981-JPに関しまして、これはカレールーのレシピを少し変えています。

    ・徹底的に嫌悪感、倫理的危うさを報告書の淡々とした口調で描写する

    ・様々な面で「キツい」描写をおとぎ話的フレーバー、クリニカルトーンの固い文面で描写することによる「ちぐはぐとした文章的魅力」によりuvをもぎ取る

    ・スタンスとしては攻め、だが守りは疎かにせず作中のモチーフ、出来事、その他理由が必要な事象は「読者に理解されなくとも」報告書内で明示する=怪文書のまま終えるのではなく、しっかりと物語の体裁を保っているんだという姿勢を読者に見せる(セリフが説明口調になろうとも伝える意思を見せる)

    正味消えるのならばここだろうという漠然とした不安がありました。ですが終わってみればしっかり生存しており、いわゆる「刺さった」と言った旨の感想も頂きました。感無量です。割とこの戦略は私にとって馴染みないものであったので、より追求して武器にしていきたい所存です。
    そしてSCP-3982-JP、上2つがそれぞれ「物語の攻撃力、防御力を捨てて雰囲気一点に集中」、「防御は捨てず、それ以上の嫌悪感による攻撃力を」がテーマだったのに対し「徹底的な防御力」を理想として執筆しました。

    ・アイデアは奇抜だが、そのアイデアがもたらすシチュエーションは共感を呼ぶような読者の身近にあるものを

    ・シチュエーションの陳腐化による意外性の減少はアイデアで補う、補うということはマイナス分をゼロにすることであって攻撃力をプラスにしたいという欲は見せない

    ・徹底的な説明、その情報投下の適切さを重視する=「これなんだったの」によるストレスを読者に与えない

    これらを土台カレールーと共に磨き上げていった結果、最終的に残ったのは「切れ味」でした。印象的なセリフやケレン味溢れる舞台、キャラ設定により生まれる「切れ味」は攻撃力によるものです。ですがこの作品が生んだのは作中の疑問を解消し納得感を与え、「何の話だったのか」を読者が理解した瞬間の爽快感により生まれる「切れ味」、防御力を磨き上げた末に生まれたものです。最大の攻撃とは最大の防御であったわけです。

    こうして多くの皆様にSCP-3982-JPを良いと言っていただけて金賞を受賞するになりました。感謝してもしきれません、何度でも「ありがとうございました」と言いたいです。

    同時に課題も見つかりました。私の執筆スタイルである「書きたいものを書く」ではなく「読者にウケる条件に適合する要素を抽出し、限りない再現性をもって作品を作る」が出来たこと、出来てしまったことです。私自身taleを書くようにSCP報告書を書きたいと思っているし、GoIFのノリで報告書を書きたい時だってあります。書きたいものを好きなように書く、でも読者にウケたいし削除もされたくない。今後もこのジレンマに苦しんでいくことにはなるだろうと、山手線でMさんと反省会をしたところです。いつかtaleのような報告書で高評価を得たい、コンテストを優勝したいという欲望が芽生えました。人の野心は限りありませんね。

    ですが、これで良いのだと思います。今までコンテストに「評価は気にせず、参加するだけで御の字」のスタイルで活動してきたサイトメンバーが優勝するにあたって、「より皆様と歩きたい」という心境の変化がありました。それが繁華街の花火のように太く短くでも、街灯のない田んぼ道のように細く長くでも、私は他でもない皆様と一緒にこの道を歩んでいきたいです。私に関わってくださった皆様、私の作品を良いと言ってくださった皆様、そうでなくてもこのSCPという道を他ならない自分のスタイルで歩んでいる皆様、私はその全員を尊い人たちだと思います。愛しています。感謝しています。道が交わる時があれば、時には競い、時には並び立ち、共に歩みたいと思っています。

    願わくば私の手にしたこの棍棒が、その道を切り開く先駆けとなりますように。

    2025年 EianSakashiba

    さて、綺麗なことばっかり言うのは私自身が嫌なのでここからはEianSakashibaの謝罪タイム参りましょうか。何が防御力だ俺は好き放題やるぞコノヤロッ

    次にそれに関してTwitter(旧X)に打ちのめされたようなツイートを数件した後逃げるようにログアウトした私の姿にあらゆるご意見を下さった方、本当に申し訳ありませんでした。ティー・ア・ロット企画に感化され「俺かて棍棒じゃなくてクロスリンク構文クロスカノン文字数増し増しの長編tale書けるんだもんね!!!!!!」と衝動的に3日間ジャムをするためにネット断ちをしてあらゆる返信を滞らせてしまったことには申し訳なさしかありません。「これで収容インシデント-006当日に投稿したらみんな大騒ぎやろなあ…」という打算ありきで執筆していましたが、執筆が完了したのは当日9時というギリギリオーバーの時間帯でした。天罰?当時のMさんのツイート曰く「虚勢を身につけるべき」なのでもう少し傲慢…というより太々しさを身につけて行きたいと思います。それはそれとしてEianSakashibaはアンソロジー企画のお誘いをお待ちしております!!!

    最後にさっき五反田で餃子食べた人たちへ、麻婆餃子と黒酢餃子とデザート餃子をそれぞれ1皿多く注文したのは私でした。ごめんなさい、なんか美味しそう〜と思って注文したらもう誰か注文してやんの。ウケる(Mさん見ていますか…太々しさってこういうことですよね!)。それ以外の質問に関しては私は全く知りません。何で頼んだはずの蒸し餃子が頼んでないことになってんの?まあいいか!美味しかったですね餃子!!EianSakashibaはオフ会でご飯にお誘いくださるサイトメンバーの方を随時募集しております(お酒は無理)!!!

    ………慣れない場で話すこととは楽しいらしく、どうやら最寄りに到着したようです。私は先に降りますね。また同じ路線、同じ電車に乗ることがあれば、その際は是非ともよろしくお願いします。ご静聴ありがとうございました。

    2025年、夜風が吹く駅のホームより
    EianSakashiba

以下は本コンテストの主催代表者であるterukamiterukami氏による総評。

    • _

    2025/02/08をもって、棍棒での殴り合いコンテスト2024の全日程が終了しました。特に何事もなくコンテストを無事に終えることができたのは著者や読者の皆様方のお陰です。コンテスト運営として、参加者各位に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

    今回のテーマである「すこしふしぎ」はある意味SCPらしいものだったと言えます。前回の棍棒での殴り合いコンテストでは方向性が指定されていたため出せなかった作品も出せるようにしたことで投稿される記事の数も増えたように思います。この点について、テーマ制定が成功したと思うと同時に嬉しさを覚えました。

    最近のSCP-JPでは報告書記事よりもTaleの方が注目されやすい傾向にあると思っています。そのため、報告書オンリーの当コンテストが成功するか、盛り上がるかは不安な部分でありました。ですが、いざ始まってみると70個を超える記事が投稿され、結果として成功を収めることになりました。11周年記念のトリとして成功することができてとても嬉しく思います。

    オンリーイベント「収容違反インシデント」での表彰式が成功したことも思い出深い出来事だったと思います。わたしは諸般の事情で登壇することができませんでしたが、seafield13seafield13さんやsolvexsolvexさん、そして受賞者の皆様のお陰で無事にステージイベントを終えることができました。

    最後になりましたが、コンテストを支えてくださった読者・著者・イベント運営・サイトスタッフ・その他関係者各位の皆様に改めて感謝を伝えさせていただきます。本当にありがとうございました。皆様がいなければ、当コンテストは成立しなかったでしょう。主催である私照守皐月も一読者・一著者として今回のコンテストを楽しむことができました。

    それでは、12周年イベントでまた会いましょう。さようなら。

収デンで運営支援グッズを頒布

ご協力ありがとうございました

SCP財団Wiki日本語版は2025年2月11日に開催された外部イベント「収容違反インシデント2025-006」において、「運営支援グッズ」の頒布を行った。有志が寄稿したイラストを使用したポストカードのセットと、SCP財団ロゴのタトゥーシールを頒布した。昨年の「収容違反インシデント2024-005」で行われた頒布に引き続き二回目。

最終的に619,000円の支援が集まった。グッズ作成費用34,389円を除き、584,611円がサイト・コミュニティ運営のためとして利用される。使用明細は毎年報告される。

また、昨年の寄付により集まった運営資金の使用明細も公開された。

全体の詳細はスレッドから。

国際情勢

IT: SCP-200-ITコンテスト、終結

3月5日、SCP-ITで開催されていた「IT8周年記念コンテスト SCP-200-ITコンテスト」の結果が発表された。結果は以下の通り。

優勝: SCP-200-IT - Ferma in Tutte le Stazioni by just cavejust cave
次点: SCP-250-IT - Diavolo in Scatola by Doctor FulgrimDoctor Fulgrim

ZH-TR: 2025年冬季コンテスト「絶望と希望」

SCP-ZH-TRで開催されていた「2025年冬季コンテスト「絶望と希望」 (2025冬季競賽《絕望與希望》)」は2月15日を以て終結した。結果は以下の通り。

第一位: 永久花 by LostwhatLostwhat
第二位 (同率): SCP-ZH-778 - 局內人模擬器 Frederica BernkastelFrederica Bernkastel 15分
第二位 (同率): SCP-ZH-422 - 街談巷語 Mayaw KacawMayaw Kacaw

KO: 三千里コンテスト 京畿道、畢ぬ

3月1日、SCP-KOで行われていた「第14回三千里競演: 京畿道」の結果が発表された。結果は以下の通り。

優勝: SCP-1666-KO - 예 지랄 마세요 : 악마의 부활 by romromromrom

三千里競演は2020年から行われている朝鮮半島全土を横断するコンテスト。14回目となる今回は京畿道(경기도)が舞台となった。ソウルや仁川近郊(歴史的には両市も含む)に存在し、朝鮮半島の歴史・政治・経済上重要な地域。歴史上たびたび戦が行われ、現在は朝鮮戦争により分断され板門店などが存在していることから「戦争と平和」も加算ポイントとなっていた。

優勝者には、議政府式または松炭式のプデチゲ(部隊チゲ)ミールキットが送られる。

CS: コンテスト - 新生 2025

SCP-CSでは、「新生 (Znovuzrození)」をテーマとするコンテストが開催されている。「新生 (Znovuzrození)」に関連する、SCPまたはGoIF形式の記事を執筆・投稿するコンテスト。スコアには直接関係しないが、4レベル17項目のボーナスルールも用意されている。

投稿期間は現地時間3月11日までで、3月14日いっぱいを以て終結する。

EN: パブリックドメインコンテスト

SCP-ENでは現在、「パブリックドメインコンテスト (PUBLIC DOMAIN CONTEST)」が開催されている。パブリックドメインのキャラクターを扱う記事を執筆・投稿するチームコンテスト。

3月8日までが投稿期間で、3月19日に結果が確定する見込み。

CN: 「博打」GoIフォーマットコンテスト開催中

SCP-CNでは、2月28日から「2025「博打」GoIフォーマットコンテスト (2025“博弈”GoIF竞赛)」が催されている。「異常」というチェス盤の上で入れ替わり立ち代わり登場する要注意団体というコマに焦点をあてたコンテスト。

このコンテストは「ゲーム」をテーマとしており、複雑なスコア計算システムが準備されている。まず、最終スコアは記事評価に加算ポイントの0.05倍分の補正をかけることによって算出される(評価100、ポイント4の場合は120が最終スコア)。このポイントは、次に記す3種類の加減点の組み合わせによって算出される。

参加者は1人1記事までGoIフォーマット記事を執筆・投稿するが、この際物語のテーマとして3つの選択肢がある。A. 「ゲーム」を選択した場合には8ポイントを得るが、審査の末「ゲーム」が不適合と判断された場合はこのボーナスを失う。B-1「協力」またはB-2「競争」を選択した場合にはそれぞれ1点または6点のポイントを得る。集計時、B部門の採点対象記事(評価0以上の記事)のうちB-1採用記事が6割以上の場合、B-1記事はさらに4ポイントを得る。B-2採用記事が4割以上の場合は、B-2採用記事の追加ポイントは剥奪される。

1つのGoIフォーマットについて採点対象記事が5作未満の場合は、2ポイントを得る。5作以上の場合は特に変動はない。

バランスを維持するため、共著作品は2×(共著者数-1)ポイント減点される。また著者にコンテスト主催者が含まれる場合は、2ポイント減点される。

これらを踏まえて上位3位に入った著者・作品は、さまざまな賞品を得る。例えば優勝者は、IKEAのサメ2体、日光で動くゴキブリのおもちゃ5体、胡燕娟・著『每个人都会死,但我总以为自己不会』1冊、AIRMETER (空刻意面) 社のインスタントスパゲティ6本セット、ゲーム『ファミレスを享受せよ (享受这间餐厅吧)』、『「裸足の医者」ハンドブック(赤脚医生手册)1970年改訂版』1冊、ウォーハンマーのフィギュア「スペースマリーン インフェルヌス・スカッド」1セット、ゲーム『神椿市協奏中。』、G・バジーレ・著『ペンタメローネ』1冊、ティッシュ心相印抽纸12箱セットが送られる。これらの賞品は有志メンバーが個人スポンサーとして(GoIを代表して)提供している。

投稿期間は3月6日から3月22日までで、その後3月31日までの投票期間を経て結果が公表される。

VN: イメージ交換コンテスト開催中

SCP-VNでは、写真交換を主題とするコンテスト「イメージ交換コンテスト2025 (Cuộc thi Image Exchange 2025)」が行われている。自分が撮影した画像を素材として投稿し、それらから選んで記事を執筆・投稿するコンテスト。さまざまな特別な実績も用意されている。

投稿期間は5月18日までで、5月20日に結果が発表される予定。

KO: 2025チーム部門コンテスト

SCP-KOでは、「2025チーム部門コンテスト (2025 팀 부서경연)」が開催される。韓国支部内の内部部門をテーマとしたチームコンテスト。2~3名からなるチームを結成し、記事を執筆・投稿する。

現在は参加期間で、投稿期間は3月16日から5月15日まで2か月間。5月31日までの投票期間を経て、結果が確定する見込み。

EN: 19cord下書き交換

SCP-ENでは、春の大掃除イベントが計画されている。本年はSCP Foundation公式Discordサーバー (通称: 19cord) を利用した下書き交換企画を行う。

開催期間は3月10日から4月10日まで。

INT: 国際コンテスト計画中

2025年はSCP-INTで国際コンテストが計画されている。詳細は未公開

2月の高評価記事

総合部門

 1. タイプ・イエローの典型的な死 by H0H0H0H0
 2. おうちで収容インシデント: SCP-040-JP by snojsnoj
 3. 脱出ゲーム・夢瓶の密室 by wavekeywavekey

SCP部門

 1. SCP-3605-JP - こわくない by wavekeywavekey
 2. SCP-1695-JP - 破滅に至る星月夜 by Tutu-shTutu-sh
 3. SCP-3986-JP - 鏡の国のフォールアウト by warship_harunawarship_haruna

Joke部門

 1. 投稿なし

Tale部門

 1. タイプ・イエローの典型的な死 by H0H0H0H0
 2. 脱出ゲーム・夢瓶の密室 by wavekeywavekey
 3. 死神の鎌の刈るものは by KeiShirosakiKeiShirosaki

GoIフォーマット部門

 1. 闇寿司ファイルNo.3355 "マニコロ巻き寿司" by GenryuGenryu
 2. 闇寿司ファイルNo.683 "ダツのダーツ" by Tutu-shTutu-sh
 3. 闇寿司ファイルNo.684 "ハモの握り" by Tutu-shTutu-sh

アートワーク部門

 1. おうちで収容インシデント: SCP-040-JP by snojsnoj
 2. 緋色の鳥/ポストカードアート by Ryu JPRyu JP
 3. わたしは美麗な宝石 by sian628sian628

人気の翻訳記事

 1. UIU覚書 — 超常法ブリーフィング by GreenWolfGreenWolf / 訳: FattyAcidFattyAcid
 2. SCP-5555 - メイド・イン・ヘブン by A Random DayA Random Day,RounderhouseRounderhouse,Uncle NicoliniUncle Nicolini / 訳: mochizkyymochizkyy
 3. 決して慣れるな by Captain KirbyCaptain Kirby / 訳: walksoldiwalksoldi

※03/01集計

2月の最多投稿者


1. souyamisaki014souyamisaki0145作

2. [wavekeywavekey4作

3. Tutu-shTutu-sh3作

※03/04集計

2月の最多翻訳者


1. C-DivesC-Dives
  • SCP-8019 - 熊出没注意
  • SCP-8172 - 衰えざる熱意
  • SCP-4640 - あのクソガキに現実ってもんを教えてやれ!
  • SCP-8885 - 海星の数ほど相手はいるさ 🐟
  • SCP-7115 - アメリカン・ミート
  • SCP-7215 - その日は病気になる予定
  • SCP-8626 - 子供たちが、無言で見ている
  • SCP-8053 - フィッシュ・フライ
  • SCP-8100 - タートル・タイム

2. Tetsu1Tetsu1

3. YukthYukth

  • SCP-6661 - 何か問題でも?
  • SCP-5365 - あなたはD.ウォルター内の抗体に覚えがありません
  • SCP-4540 - 歴史、その傍らに
  • SCP-3240 - お前が信じるものの骨

※03/01集計

3月の注目の記事

注目のSCP

バリエ博士: さっきからそんなところで、何が可笑しい!ノストラダムスが間違ってたから何だっていうの!?ミームの巨大な大蛇だって、カシオペアなら5000ドルで買える!


誘導妄想は加速する。誘導妄想の終点へ。

注目のGoIF

食文化との注目すべき密接な関わり、多少の誘引性、神秘が未だその力を自儘に揮っていた時代の残り香。そして現代への復権 — これこそが最大の要点です。


へいらっしゃいと言いつつも、付け台の内側に易々と入れるつもりはない。

注目のTale

「あなたが俺たちを生み、育て、そして俺たちは生きてきた!」


何のために生まれ、何をして生きるのか。わからなくても、おやつは美味しい。

注目の翻訳SCP

SCP-1162は火星最大の低地地域、ボレアレス平原にある3ベッドルーム・2バスルームの郊外住宅です。


どんなに強い現実改変も、どんなに大きな展望も、宇宙ではちっぽけな存在。

注目の翻訳GoIF

ヴァーノン・フロストは、まるで老木の根のように萎び、節くれだった見苦しい男であった。


小作農家の奇妙な証言。果樹園に降り積もる陰鬱。

注目の翻訳Tale

こうなれば、Dingは財団中国支部の歴史において最大の罪人となるだろう。


怪しいメールには注意が必要です。それが財団の命運を握っているのであれば尚更。

今月の強化月間

2月~3月: 翻訳強化月間
お題【ヘビ


強化月間についての詳細はこちら

2月の著者ページ作成者

去年の今は

悲劇ですら勝てないのかよ。

上位互換 by Tetsu1Tetsu1

注意!事故多発!

最近、鉄の鳥の翼に巻き込まれる事故が多発しています。輸送の際は上下前後左右の確認を怠らないように!


"🕊"は「🕊🎇🛩」の"🕊" by taiyousuntaiyousun

46 ◆WG1Z8iqRmShk 20██/██/██ ██:██:██:██ ID:???
幸いにも身長は低い方なので女装には割と向いていた
努力の結果今ではSNSに上げても男性とバレないほどの出来になった


もう俺が嫁になればいいんじゃね? by Jiraku_MoganaJiraku_Mogana

俺「……俺はっ、本物の、"寿司を回す者"だ!!!」

闇寿司ファイルNo.501 "本物たるアボカド" by rokuroururokurouru

「その物体は明らかに、基本的な力学に反する動きをしていた」「私と同じように」「物体にはいくつもの種類があった」
「私はそれを動物と名づけた」
注: 孔字単語では、「動物animal」は「目的を持つ」と「物」を組み合わせた合成語。

「それには一定の知性があるように見えた」
"仁"は「仁道⊃人道」の"仁" by KeiShirosakiKeiShirosaki

「セッちゃん。あのね。チャンスは掴める時に掴まないといけないの。遅れてしまっては何も始まらないのよ」
手紙の燃えた痕 by FireflyerFireflyer

漆黒の中に咲く向日葵のようなひとだった。
むすんでひらいて by sayowaisayowai

「そっか、そりゃよかった。最初に食べたヤツはみんな訳が分からないって言うんだ。で、言った奴はちゃんと馴染める」
天使がオーサカに堕ちてくる by kyougoku08kyougoku08

対談: テクニカルスタッフになるためには?

※この記事は某Discordサーバーで行われた、「テクニカルスタッフになるためには?」というテーマで行われた対談です。いわゆるエッセイではないため、個人的な意見が多く含まれています。

参加者紹介
R74
今回の主催者。最近はPythonよりRubyが楽しいと思っている。キャプテンの後任を探している。
being241
呼ばれた。最近プログラム書く時間が無いのでかなしい。トラック係数向上委員会の自称副委員長。
ukwhatn
呼ばれた。管理者になってからマネジメント業務が多くてコードが書けていない。エンジニア募集中。
Mishary
迷い込んだ。テクニカルスタッフではない。検索システム/データベースに興味を示している。

    • _

    プログラミングとの出会い

    R74: じゃあ始めていきましょう。事前にこういうことを話したいという話は出してたんですけど、特にそれに従う必要はないかなと思ってるので、ゆっくり話していけたらと思います。

    せっかく3人集まっていただいたので、プログラミングとかテックに関することに関して触れたきっかけとか、順に話していけたらと思います。

    being241の経験

    being241: きっかけ…多分1番歴が古いのが私か。

    一番最初にちゃんとやったのは高校入ってからです。ロボコンに参加するためにC言語を書いたのが最初ですね。その前はLabVIEWというブロックを繋げていくタイプのプログラミングをやって、性能が足りなくなってC言語に移行しました。

    R74: ロボコンって、大学生のやつもありますけど、高校生のやつもあるんですか?

    being241: そう、中高生向けのがあって、私が出てたのはレゴ製のロボットで参加するWRO1と、ロボカップレスキューのジュニアの部門2です。専門はモーターを回す方でございます。

    ukwhatnの経験

    ukwhatn: 私は本当にちゃんと始めたのはSCP始めてからなんですけど、最初にうちは実家のリビングに共用のパソコンがあって、そこに自分のアカウントを作ってもらって、ずっとゲームをしていました。

    それを見かねた父がJavaのプログラミング本を買ってきて「これをやれ」と買い与えてくれたんですが、面白くなくてはまらず…。写してるだけって面白くないじゃないですか。

    そこからニコニコ動画がきっかけでSCPに入って、ここで初めて7happy7さんだったりした人がやってるようなCSSトリックに触れて。最初にやったのは、テクノ専門学校さんのCSSでブラーをかける3という処理です。

    通常状態でブラーがかかっててホバーすると取れるっていうだけなんですけど、今見るとすごい単純なトランジションなんですが、これをやってみて「こんなことできるんだ」っていうのが多分最初です。

    そこから個人Wikiを作って、そこで学んだものをRPG-JPやサンドボックスの構築の時に活かしていきました。それが2019年の1-3月ぐらいで、そこから1年くらい勉強してDiscordボットとか作り出して。テクニカルになってからウェブサイト、最初のLinkerをPHPで作り始めて。そこから大学入ってウェブ屋に本格的になっていって今に至ります。

    R74の経験

    R74: 私の場合は、複数アカウント対応でBANされたタイミング4から始まりました。受験期の1次試験と2次の間で暇だったんですよね。

    その辺りで椎茸5さんのモーダルを作るというのを見て、それを真似してUserInfoを作ってみたいと思ったのがきっかけですね。SMLT ContainerというSMLTさんの個人Wiki的なサンドボックスサイト6で、UserInfoのモーダルを作ったのが初めです。

    それとは別にTRPGのDiscordサーバーに入ってたので、ダイスコマンドを作りたくなって。そこでDiscordボット作ってる時にbeingさんのを真似した覚えがあります。

    それが多分プログラミングの始めみたいなもんです。それまではほとんどプログラミングには触れてなかった…いや、触っていたんですよ。中高の時に部活でC++を書いてたので。でも部活やめて2年ぐらい経ってるので、もう触らなくなってた感じです。

    Misharyの経験

    Mishary: 私も一応コントリビューターになってますけど、私の場合はSCPに2017年に入ったんです。そっからもう一旦フェードアウトしちゃって、知り合いと会ってSCPの話になって、そっからまた戻ってきました。

    しばらくは半年くらい翻訳をやってたんですけど、2020年くらいの時に2000-JPコンテストがあって、そこで記事を書こうかなということになって、そこでその単一遷移構文とかを触ったのが最初ですね。

    その次の新人コンテストでも、その時に折り畳み構文とかタブとか、あとテーマとかその辺で色々触って。その辺の時期に個人Wikiを作って、それこそR74さんとかukさんとかの、もうちょっとタイミングがちょっと前後するかもしれないですけど、犬殴さん7とかのテーマとかを見ながらこう色々学んで。

    あと並行して知人がやっていたのに触発されてプログラミングを触ったりとかして。Pythonとかを触ってという感じですね。

    技術のキャッチアップについて

    R74: 技術のキャッチアップなどのやり方について話しましょうか。

    ukwhatn: Twitterで見た言語とか、Twitterで見たライブラリとか、Twitterで見たパッケージのrepo見に行ってスターしてみたり使ってみたり…。

    being241: 誰かが記事書くと、大体Googleのレコメンドで上がってきたり。今は何がメインなんですかね?

    ukwhatn: TechFeedっていうサイトを見に行くので。結構こう、流行ってるというか人気の記事を見て、「あ、なるほどね」っていう。結構チャンネルのサブスクライブができて便利です。

    あと愚直に技術書読むことも多いかな。枯れた技術とかは、それこそElixirとかは。プログレスの『Elixir実践入門8』でやりましたね。

    R74: オンラインオフライン問わずイベント行きましょう。

    being241: 俺あんまりそのテック系のイベント出たことないけど、我々で言えば例えば学会と呼ばれるもの、学術講演会に行って、その最新のやつを見るとか。

    ミーティングを半年に1回とか月1とかでやってるような技術系の人たちもいるじゃないですか。PythonだったらPyConが年1回あるし。

    できればそういうとこ行った方がいいんじゃないかなとは思うんだけど、リアルで行くのはなかなか大変だよねっていう感じはありますね。でも行けるなら行った方がいいよ、マジで。

    最初やっぱり怖いと思うんですけど、意外とね、優しい人が多いです。なんかわかんないことがあってもあんまり怖がり過ぎない方がいいというか。ギークって人によるけど結構教えるの好きな人多いので。

    英語の重要性について

    Mishary: ちなみにこの辺に、日本語以外、英語系とかのやつとかを覗きにいくとどうなんですかね?

    being241: 英語系の情報とかの方が圧倒的に多いですね。もう情報は英語しかねえよぐらいのつもりで見た方がいい。日本人も英語で記事とか書くんで。

    ukwhatn: 基本英語ですよね。やっぱり本とかドキュメントが出るスピードも英語の方が圧倒的に早いので。わざわざ訳さないといけないし、誤訳もあったりするし。

    それこそその最近FastAPIってフレームワークよく使うんですけど、日本語版のFastAPIのドキュメントってマジで3世代ぐらい前からアップデートされてないんですよ。有名なやつだと、起動コマンドが異なります。

    being241: 起動コマンド違うの!?

    ukwhatn: 昔はuvicornコマンド叩いてたんですけど、「uvicorn main:app —reload」っていうので開発サーバー立ち上げてるんですけど、FastAPI CLIってのが出まして。この部分が違うんですよ。英語版読んでくださいって感じです。

    基本的に英語圏の人か中国圏の人がコアコミッターであることが圧倒的に多いので。中国圏の人は英語書くから、英語でいいやってなっちゃう。

    「英語読めないんです」とか「英語怖いです」とか…「うるせえ」って何回でも言ったことがある(笑)。読めって感じですよ。

    R74: わざわざ1億人ぐらいしかいない日本語のために書かないから。

    ukwhatn: 本当に英語読んでねとしかならないし、英語読めないとやっぱりできない。

    英語ちゃんと読めなければいけないってわけじゃないけど、嫌いにならないでほしい。読む時に気合い入れなきゃいけないようにはなってほしくない。なんとなくここらへんになんか書いてありそうだなって思って、当たりをつけてから翻訳を使ってほしい。

    being241: 最初に翻訳を使うのは悪いことではないので翻訳は使ってほしいけど、ちゃんと原文も読んで欲しい。じゃないとなんか本当に致命的な誤訳が行われたりするので。

    ukwhatn: 特にプログラミング系って中に等幅フォントの部分やコードが書いてて、それが全部後ろに行ったりするので、文としての意味をなさなくなることがあって。

    • Receives HTTP requests in the paths / and /items/{item_id}.
    • Both paths take GET operations (also known as HTTP methods).
    • The path /items/{item_id} has a path parameter item_id that should be an int.
    • The path /items/{item_id} has an optional str query parameter q.
    • パス/およびで HTTP リクエストを受信します/items/{item_id}
    • どちらのパスもGET操作(HTTPメソッドとも呼ばれます)を実行します。
    • パスには、 であるべきパス パラメータ/items/{item_id}があります。 item_idint
    • パスには /items/{item_id}オプションのstrクエリ パラメータqがあります。

    https://fastapi.tiangolo.com/#check-it の英語版とGoogle翻訳にかけた日本語訳。

    割と構造自体はこういうのは簡単な…その仕様とかはまだまだ慣れれば大体使えるパターンでも使われるから。割と読みやすい文章になるようにされてる気はするので。基本的になんだろう、教科書で変な文法とか使わないですよね。

    being241: 普通の書き方でもう本当に読みやすい形で書かれてるから読んでほしい。そんなにこう身構えなくても案外、文法的には本当に中学英語だから。単語は見てけば慣れるから。

    SCPサイトでの技術的活動について

    R74: じゃあ、その辺の話からテクニカルになるっていう以前に、まずそのテクニカル的なところに触れるにはどうすればいいでしょうか。

    ukwhatn: 分かりやすくサービスがあって、サイト上でCSSがカスタムで動くプラットフォームなんてないんですよ。なので本当に個人Wikiを作ってとか、サンドボックスとか環境再現サイトでSigma-9をいじってみるとか。それこそカスタムテーマを作ってみるとか、それこそ例えば画像ブロックの見た目を変えてみるとかみたいなところでCSSにまず慣れ親しんでいただいて。

    でその過程でやっぱりHTMLもある程度触れるので、そこでこう自然にCSSとHTMLで、フロントエンドの見た目の部分を構成する。

    Mishary: divとかspanとか一緒ですからね。

    ukwhatn: divとspan、全然あのへんで作れますからね。できる。そこからこうJavaScriptを…ブラウザ上で動くしローカルのファイルがブラウザで見れるので、ローカルだけで開発ができるから。フロントエンドJavaScriptをやって。

    でもしそこで興味が…その方向性でフロントエンドをずっとやればいいし、バックエンド…僕みたいにPHPとか、今だったらそのHonoとかいろんなものがあるので、バックエンドを触ってみて。で、例えばそこからDiscordボットとか、そういういろんな技術に派生していけば、多分無理なく興味のままに進められるかなと思うので。

    で、さっきので言ったら、CSSとHTMLに慣れ親しんだタイミングでテックコントリビュータかテックモデレータになってくれたら。仕事は山のようにあるので、強制的にそのタスクをこなしていく上でやっぱり学べることがかなりあるので。

    HTMLとJavaScriptの違いについて

    being241: HTMLとかCSSとか、そういうなんかフロントというか、Wikidotで触れるやつと、JavaScriptとかPythonとかって…時系列が違うって言うんだろうか。

    CSSとかは表示的には同時に動くけど、JavaScriptとかって上から基本上から下へみたいな処理をするわけで。

    だから表示と処理で目的が違うから、考え方が違うところがあって。例えばJavaScriptとかPythonとか書いたことありますって人がCSSとか行くと「えっ」ってなることはある気はする。

    ukwhatn: そっち方向でもやっぱりありますね。逆方向でもあるけど。

    being241: Python書いてる身からするとね、俺CSSちゃんと書いてないから忘れたけど、この要素に対してこうだったらこうで、ああだったらこうでみたいのが順番に処理されない。CSSって処理が重複していくから。それがいいことではあるんだけど、頭がこんがらがると思うので。

    テックはCSSを主に触るけど、別にそれに限定しているわけじゃなくて、CSSとかHTMLの頭がこんがらがったら1回スクリプトとかPythonとかもやってみよっていうのはちょっとあります。

    どっちが向いてるというか、取っ掛かりとしてどっちかっていうのは多分人によって違うと思うので。全然違うものであるという意識は持った方がいいです。CSSから入ってJavaScriptに移るっていう時に、やっぱり全く違うパラダイムのものでやるっていうことは意識してやった方がいいでしょうね。

    テクニカルスタッフの仕事について

    being241: でも、HTMLやCSS出来なくてもテクニカルの仕事はあるから。

    ukwhatn: そっちの方が足りてないよ。

    being241: そっちだって普通に触ってると増えないからさ。おかしいよな。

    Mishary: まあね、スペシャリストだからしょうがないっちゃしょうがないんだけどね。2人でできることって限られてるし、なんなら基本的に1人だからやるしかないから。

    being241: トラック系数が1切るからね、うちはね。

    ukwhatn: なんかその入り方、そういう方向性ありそうだなと思うな。それこそサイト内検索系とかじゃないかなっていう。

    Wikidotを触るとか、Wikidotからデータを取ってくるってスクレイピングの初歩が全部詰まってるので、あれはやるといいとは思います。やるといいと思いますが、やりすぎると落ちるので気をつけて。

    being241: 死ぬからね。

    ukwhatn: 難しい。こないだそれこそライセンス不備の置き換え用のページを30ページぐらい作ったんですよ。3回落ちた。ページをペチペチ作っているだけで3回ぐらいリストページが機能しなくなった。

    リストページ、今のWikidot.pyの処理ってページ作成処理した後に、リストページでfullnameを叩いて、それで取得できたもので取得できてたらOK、取得できてなかったらアウトっていう判定処理をかましてるんですけど、その判定処理で落ちて3回ぐらいみたいなことがあるので。センスを持ってやってくださいねって感じです。

    R74: Wikidotrbのテストが落ちますね。Wikidotのあれで毎回の問題もないのにテストが落ちる。

    being241: そういうプラットフォームであるっていうことは意識して。例えばスクレイピングするにしてもスリープを挟むとか、そういうことはしてあげるといいですね。やっぱりね、「これこうなるから早くなるじゃん」つって並列処理とかしないでね。死んじゃうから。本当に死んじゃうから。

    コミュニティの強み

    ukwhatn: このコミュニティのいいところはね、作ったものを使ってくれる人が死ぬほどいるってことですよね。

    R74: そうそうそう。

    ukwhatn: 例えば公式チャットの構文チャンネルとか、「こういうのできませんか」みたいなのって、アイデアだけなので。そこで「あ、やります」って言って、「作ってみます」って言ってやってみて、「こんなんでどうでしょう」って言って出したら、実際にこう記事に使ってくれるわけですよ。

    なのでそういうのってやっぱり嬉しいしモチベーションになるし、アイデア切れを起こさないので。結構こうそういうなんだろうな、人のために物を作るとか、人が求めているものを作るっていうのは、その特にこう作りたいものがない人にとっては結構有効かなと思いますね。

    being241: チャンネルクローズしてんじゃん、そういえば。

    R74: 質問と一緒になったからね。

    ukwhatn: 質問になったんだった。質問覗くとたまにあるよ。

    R74: あるね、たまに見るよ。たまになんか何言ってるんだろうなってなるから、あまりもうやってないけど。まあでもね、頑張って欲しいな。楽しいから。

    環境構築について

    Mishary: 環境とかはどうですか?それこそ今、結構記事を書くのにスマホとか使ってる方が多そうじゃないですか。その調査とかを…。

    ukwhatn: PCの方がいいですね確実に。PCはね必要。F12のインスペクターとかがあった方がやりやすいと思います。

    R74: ここって何が効いてるんだろうとか分かるから。PCはいるでしょうね。スマホでも有料アプリとかである時あるんですけど、使いにくいので。

    ukwhatn: なんかそれこそそのF12をまず押してみて、なんかいじってみて「あ、変わった」っていうのはすごくその現象の最初の体験として多分すごく。F12だったら別にサイトには反映されないので、ここで好きに変えられるよ。

    being241: してスクショの証拠能力のなさに絶望する(笑)。できちゃうからね。

    R74: 昔はDiscordのアプリもね開けたんだけどね、今開けないけど。

    ukwhatn: 今は開けないはず。ブラウザ上では開けます。

    R74: アプリは、Ctrl+Shift+Iで開けてたんだけどね昔は。

    教育と言語選択について

    Mishary: なんだろう、この言語をとかありますかね?

    being241: 揉めるな。最近の言語は大抵のことはできますからね。できるかできないかで言えば…。何を勧めるかね。

    R74: もうPythonでいいんじゃないかな。一旦は。教育の中でPython触らせるんでしたっけ?

    ukwhatn: 初期は触ってますね。義務教育に入ってるはず。

    being241: 言語としてはPythonしか触らないんじゃないですかね。情報なんとか言語なんかあるじゃないですか、仮想言語。あれは触る気がしますけど、多分言語として触るのはPythonかな。

    Mishary: へえ、あんまりちゃんと最近見てないけど。初等教育ではやんないのかな。

    R74: 中学の情報では多分やるんじゃないかなと思います。そこは多分もう情報になるので。

    Mishary: その辺の世代が上がってくるともうちょっとなんか、またやり方の入り方も変わってくるかもですね。

    being241: その頃その子たちが入ってくるに頃は多分プラス5年ぐらいかかるから。

    R74: そうですね、私たちはいるのだろうか。でも2019年から5年経ってますからね。

    ukwhatn: いるかもしれないしまあ今の方はね。5年後はいるかもないか。

    being241: 本業がどうなるかにもよるんですかね。そもそもWikidotがどうかも。

    ukwhatn: Wikidotがなくなるかわかんないから。

    being241: WikiJumpはもうすぐ完成しそうだし。WikiJumpになったらどうなるんだ。WikiJump移行して安定したら「シュー」ってなってる可能性はある。「あとは君たちの時代だ」とか言ってる可能性はある。

    R74: あれですもんね。お2人が…beingさんとukさんが今年で…今年ですよね。つまりあの4月から。

    being241: そうですね。学生じゃなくなるというか。まあやってるとは思うけど、やると思うけど。

    R74: 7happy7さんとかC-takeさんみたいな…まあいい感じになるといいな。わかんないからね。

    締めくくり

    R74: さて、じゃあこんな感じかな。なんか残しときたいこととかあります?大丈夫ですかね?

    being241: 大丈夫そうかな。あれかな、アメリカのおっちゃんがWatching Youってやってる奴貼ろう。

    「お前らみんなスタッフになるんだよ」

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    R74: では、今回の会は閉めさせていただきます。今回は本当に皆さんご参加いただきありがとうございました。

    全員: お疲れ様でした。

佐藤事務員の政策レポート

SCP財団問答部門からの挑戦状!

こんにちは!
SCP-JP''非公式''部門のSCP財団問答部門です!ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、普段はTwitterやみんなで早押しクイズ等にてSCPに関連する問題を出題しています。
今月は先月を持って終了した棍棒での殴り合いコンテスト2024の上位10作品を題材とした問題10問を用意しました。皆様の挑戦をお待ちしております!


協力して下さった皆様。
chato_desuchato_desu様、FireflyerFireflyer様、hikikakuanagumahikikakuanaguma様、keen_clawkeen_claw様、Matcha tiramisuMatcha tiramisu様、MemoryLapseMemoryLapse様、Nanasi1074Nanasi1074様、peperosepeperose様、sakaponsakapon様、SealBaby-VSealBaby-V様、30_Shiryoushitu30_Shiryoushitu

茜刺クロスワード!~棍棒コン・クロスワード~

棍棒での殴り合いコンテスト2024の記事をテーマにしたクロスワードです!
リンクから飛ぶことなくクリアしようとすると難易度が上がります。まずは分かるところから埋めてみましょう。

構文作成: FeS_ryuukatetuFeS_ryuukatetu
問題作成: wavekeywavekey

財団世界 隠蔽事件記録 再開予告

オワレている たすけて下さい この男の人わるい人

1979年5月……京都府長岡京市で二人██された。当時世の中にあふれていた小さな未解決事件の一つだ。犯人は捕まらず、事件はゴシップ紙を騒がせただけで闇の中へと沈んでいった。

大したことはない、隠ぺい事件の一つ、そうなっていた筈だった。うだつの上がらない探偵気取りのぽんこつが██を見つけるその時までは……2021年より救済されていた伝奇連載小説、まさかの復活。忘れ去られた物語が帰ってくる。2025年4月より連載再開


前回掲載号

定例会予告


03/08「下書きを見てもらおう

担当: wavekeywavekey

隔週で行われている下書き批評回では、エントリーされた下書き記事を順に批評します。詳細はスレッドから。


03/15「あなたが書くときに準備するものを教えて! 環境編

担当: boatOBboatOB

昨年も同じくらいの時期に似た話をしたのですが、今回は記事を含め執筆などをされる際に皆さんが用意しているものについて、特にアイデア元の本や情報を集めるサイトに加えて執筆環境を整えるためにしていることも伺いたいと思います。コーヒーとかですね。集中力を高めるために行なっていることなどあればぜひ教えてください。


03/22「下書きを見てもらおう

担当: KABOOM1103KABOOM1103

隔週で行われている下書き批評回では、エントリーされた下書き記事を順に批評します。詳細はスレッドから。


03/29「植物園巡りの回

担当: winter keywinter key

そろそろ桜の季節ということで、植物に関係したSCiP+αを話し合いましょう。


04/05「下書きを見てもらおう

担当: amamielamamiel

隔週で行われている下書き批評回では、エントリーされた下書き記事を順に批評します。詳細はスレッドから。

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