要約
以下のスタッフ及びコントリビューターを募集します。
- モデレーター
- タグ専任チーム (定員: なし / 募集人数: 2名)
- テクニカルチーム (定員: なし / 募集人数: 3名)
- グローバルチーム (定員: なし / 募集人数: 3名)
- 渉外チーム (定員: なし / 募集人数: 1名)
- チャット運営チーム (定員: 3名)
- 広報チーム (定員:なし / 募集人数: 2名)
- コントリビューター
- サンドボックスオペレーター (定員:3名 募集人数: 2名 )
- 定例会オペレーター (定員: なし / 募集人数: 5名)
- 財団新聞編集委員 (定員: 3名)
ウィキ運営チームの募集はありません。
定員は応募があった場合に採用しうる最大人数であり、募集人数は今回採用したい人数の大まかな目安です。立候補者数に制限はありませんが、主に定員が決まっているチームでは、人数超過が不採用の理由になる可能性にも留意してください。
立候補する場合、以下の内容に目を通してください。
経緯
昨年度までの人員募集により、現時点ではウィキ運営チームの活動は安定的しています。また、ウィキ運営チームのもとに昨年新設されたタグ専任チームは当初の手探りの運用状態から脱却しつつあり、業務範囲の確定に伴って新たな専任人員を必要としています。
一方で、より専門的な知識が必要とされるテクニカルチームやグローバルチーム、広報チームは人員不足の状況が続いています。また、渉外チームやチャット運営チームは昨年秋の募集で人員が集まっておらず、スタッフの退任等も相まって補強を必要としています。
以上の状況を踏まえて、新たなスタッフを募集します。また、一部のコントリビューター・チームにおいても、新たな人員を同時に募集します。
覚えておくべきこと
スタッフはできることが増える代わりに、負うべき責任も増加します。一人のモデレーターは、その気になれば誰かの記事を完全にサイトから消し去ることができてしまいます — もちろんそんなことは行うスタッフはいないと信じていますが、逆に言えば、そういった行動をとらないという信用がスタッフには必要です。これはコントリビューターにもある程度は共通して言えることです。
サイトに参加して間もない人や、参加してからサイトへの貢献(記事投稿やフォーラムでの活動など、創作行為やコミュニティでの形に残る行動)を積極的にしていない人は、上述の「スタッフとしての信用」を判断できる材料がないため、採用できません。立候補条件をよく確認してください。
スタッフは、Wikiに制定されている各種ルールを把握していることが求められます。立候補の前に、「ガイド」や「必読」タグの付与された記事を読み返してください。サイトルールおよびサイトスタッフ憲章は必須です。また、スタッフ構造も確認しておくとよいでしょう。
モデレーターやコントリビューターに就任した後、思いがけず現実の問題が突如として湧いて出ることや、単純にモデレーターの職務が自分に合わないと感じる場合があるかと思います。その場合は、もちろん本人の意思を尊重するため、連絡の上、退任していただけます。この退任はサイトルールの処分に該当するものではなく、また、次回以降のサイトスタッフ等のプロモーションに影響することはありません。
募集要項
モデレーターもしくはコントリビューターに立候補するサイトメンバーは、以下の説明をよく読んで理解し、募集期間の間に指定の募集スレッドで立候補を表明してください。
共通条件
- サイト登録から半年以上経過している
- Wikidotの機能の使用や構文(シンタックス)に関する初歩的な技能を有している(不安ならばWikidotのつかいかたエッセイをご一読ください)
- 今後少なくとも半年以上はアクティブ状態を維持し、運営に継続的に関わることが出来る
- サイトルール・各種ガイド・サイトスタッフ憲章並びに情報取り扱いルールを遵守できる
- サイトに関する提案や改善を積極的に実行できる
- 今までサイト上での処分を受けたことがない、あるいは前回警告処分を受けてから半年以上が経過している、あるいは前回BAN処分を受けてから一年以上が経過している
- Discordを使用できる環境があり、Discordの使用に関する初歩的な技能を有している
期間
5月8日(日) ~ 6月1日(水)1
チームと注意点
以下に、新規人員を募集しているチームについての詳細を記載しています。熟読のうえで立候補先を決めてください。
なお、募集に応じてくださるサイトメンバーの多くは、サイト運営の実務に慣れていないと思われるため、複数のチームを兼任することは推奨できません。そのため、立候補するのはどれか一つのチームだけにしてください。「どうしてもこれとこれを一緒にやりたい!」という熱意があるとしても、まずは一つから始めてみましょう。あなたがサイト運営に慣れ、実態と現場を知り、経験を積んだならば、兼任も認められるはずです(もちろん、過去にモデレーターやコントリビューターを経験したことのある方には、この限りではありません)。
タグ専任チーム・モデレーター
概要
ウィキ運営チームが担当する業務のうち、タグに関連する業務のみを担当するスタッフです。サイト構造の骨格とも言える重要機能であるタグの環境を維持することで、ウィキの質を保ち改善します。
一番最初に持つ権限とやってもらう仕事
応募条件
- タグに関するルールや運用をある程度把握している
- 複数タグ検索を使用したことがある
備考
タグについての運用はかなり複雑であり、一般メンバーが触れることのある範囲とタグ専任スタッフに求められるレベルはそこそこ離れています。そのため要求されるスキルを最初から身につけていることはあまり期待していません。最初の頃は単純な定常業務や議論の見学などに集中していただき、段階的に経験を積んでいただこうと考えています。
テクニカルチーム・モデレーター
概要
Wikiのシステム面から他のチームを支援する、最も専門性の高いチームです。タグ名が変更された時には一括置換を行い、新しい剪定対象合作ページが作成されるときにはシステムの準備を行うなど、サイト運営に必要な技術的業務を一手に引き受けています。また、Wikidotのシステムにトラブルが発生した際には、可能な範囲でサイトへの影響の低減を試みます。
一番最初に持つ権限とやってもらう仕事
- サイト上でのモデレーター権限
- カスタムテーマに関するポリシーの再確認
- component及びthemeページの査読・認可
- 他支部カスタムテーマのローカライズ
- 他チームの構文知識が必要な活動の補佐・助言
応募条件
- Wikidot・SCP-JP Wikiの技術的側面に興味がある
備考
現在最も人員が不足しているチームです。任用後は主にテーマやコンポーネントページの査読などの定常業務を担当していただき、仕事に慣れてきた段階でより専門的な活動を担当することになります。
非常に広い職掌を有しており、各人の有するスキルや興味の傾向によってできる活動が大きく変わります。最近の傾向として、HTML/CSS、JavaScript、Pythonが多用されており、これらに関するスキルを有する方は活躍できる範囲が広がります(が、これらのスキルを持っていなければ応募できないわけではありません)。
グローバルチーム・モデレーター
概要
他言語版のSCP財団コミュニティとの連携を担当するチームです。所属メンバーにはSCP財団コミュニティの公用語である英語を操る技能が求められます。SCP-INTスタッフにJPを代表して加わる他、SCP-JP内に存在する他支部より翻訳されたページや翻訳予約システムの管理をウィキ運営チームと協力して行います。
一番最初に持つ権限とやってもらう仕事
- サイト上でのモデレーター権限
- 翻訳投稿ガイドの再確認
- 低品質翻訳および元記事削除の対応
- SCP-INTへのJPを代表しての出向
応募条件
- 英語に自信がある(産業レベルの成果を得るために機械翻訳やCATを使用するのは可)
備考
任用されてすぐに英語でのチャットや詳細な翻訳などを要求することは基本的にありません。低品質翻訳への対応などの定常業務は、英文作成能力よりも日本語での申請受理・対応などの読解能力が必要になります。これらの業務を通じて次第に英語で行われる仕事に慣れていただき、最終的には(可能であれば)INTでの問い合わせへの応対等の複雑な業務にもチャレンジしてもらうことになります。
低品質翻訳等への対応の都合上、英語以外の言語に習熟している方の応募も歓迎します — しかしながら、あくまでも最重要視されるのは、コミュニティで最も多く使用される言語である英語の能力である点をご承知おきください。
渉外チーム・モデレーター
概要
SCP財団コミュニティ外との窓口として機能するチームです。個人情報を扱う関係上、接する情報のほぼ全てが機密指定され、所属人員には一般的な社会人レベルのメール作成技能が求められます。
一番最初に持つ権限とやってもらう仕事
- サイト上でのモデレーター権限
- 情報取り扱いルールの再確認
- 渉外の過去事例の閲覧権限とその参照
応募条件
- 社会人マナーを理解できるレベルの日本語力
- コミュニティ外の方と円滑なコミュニケーションが取れる
- SNS等のサイト外部の空間でも発言に気を使うことが出来る
備考
「SCP財団」の窓口として、リスクとチャンスを見分ける役職です。クライアント次第で状況は変わるために、柔軟に対応する必要があります。実際にやることの9割はメール対応で、メールは大体「SCPに関心を持っていただいた個人/企業の方々からのSCP財団のコンテンツや、CCライセンスに関するお問い合わせ」か「サイトへの参加を希望している方々からのサイト参加の再申請」のどちらかに分類できます。
必須の条件ではありませんが、サイトの顔として外部と直に接する可能性が高い職務のため、営業職等の実務や類する活動の経験がある方を歓迎いたします。これらの経験がある方は、その旨を立候補の際に申し添えていただけるとありがたいです。
チャット運営チーム・モデレーター
概要
SCP-JP公式Discordチャットの運営を行うチームです。情報交換や交流の場となる公式チャットの環境を保ち、円滑なコミュニケーションを行うために活動します。
一番最初に持つ権限とやってもらう仕事
- サイト上でのモデレーター権限
- 公式チャットのオペレーター権限
- ディスコードに関するルールとポリシーの再確認
- 定例会オペレーターの代理
- 定例会の運営については、ピンチヒッターが可能なように数回担当していただき、慣れていただきます。(その後も定例会運営を希望される方は定例会オペレーターになっていただき、引き続き定例会運営を続けていただきます)
応募条件
- 公式チャットに参加して半年以上が経過している
- 公式チャットにおいてある程度の活動が見られる
備考
ある程度Discordに駐在できる方、特にチャットが活発になる(場合によっては荒らしも出現する)夜遅くの時間帯に活動できる方が望ましいです。チャット上における交流の温度感を見極め、コミュニティの快適な環境を保つために行動できる方を歓迎いたします。
広報チーム・モデレーター
概要
SCP財団コミュニティ内の告知等を外部へと発信するチームです。現在はTwitterを用いて注目記事やコンテスト情報、意見募集の周知などを行っており、文字数制限に合わせて適切な告知文面を作成する技能が求められます。
一番最初に持つ権限とやってもらう仕事
- サイト上でのモデレーター権限
- 広報の告知事例確認
- 告知文面作成練習や推敲
応募条件
- 社会人マナーを理解できるレベルの日本語力
- SNSアカウントの扱いなどに対するリテラシー
備考
現在主に使用しているSNSであるTwitterへのログインに関しては、三か月から半年程度の慣熟期間を設けることを予定しています。任用直後はこれまでの広報事例を参考に、毎月の注目記事の告知などの文面作成などを担当して頂きます。具体的な慣熟期間については、作業への理解度等を見つつ広報スタッフで判断します。
結成から日が浅く、今後の広報としての活動自体にご興味のある方、そして何よりもSNS等のリテラシーをお持ちの方を広く歓迎いたします。
サンドボックスオペレーター
概要
サンドボックスⅢの下書き一覧及び共有ページ一覧の管理を行うコントリビューターのチームです。
一番最初に持つ権限とやってもらう仕事
- サンドボックスⅢにおけるモデレーター権限
- サンドボックスⅢ利用ガイドの再確認
- 下書き一覧の巡回
- 共有ページシステムの把握
応募条件
- サンドボックスⅢサイトに参加している
- サンドボックスにおける下書き批評などの習慣を理解している
備考
サンドボックスの下書きリストや共有ページの状況を保全するコントリビューターです。主に、「批評中」に設定された下書きが適切かどうかを判断します。不適切だったり、あるいは一定期間進展がない下書きには、指摘・修正や批評ステータスの変更を行います。仕事量が多いため、常に下書きリストを監視する必要はありません。一ヶ月に一回ほどに加えて、コンテスト前後にイベント運営委員からの要請があった場合に、無理のない範囲でリストのチェックを行っていただくことになります。
定例会オペレーター
概要
公式チャットで開催される定例会の企画進行を務めるコントリビューターのチームです。
一番最初に持つ権限とやってもらう仕事
- ディスコードに関するルールとポリシーの再確認
- 定例会の運営・司会
応募条件
- 公式チャットに参加して半年以上が経過している
- 定例会に3回以上参加し、そのうち1回以上が「下書きを見てもらおう」以外のテーマの週である
- 土曜の21時~24時頃まで空き時間を作れる(毎週ではなく、定例会を担当する週のみで大丈夫です)
備考
毎週土曜日の夜に公式Discordで開催される定例会の司会進行を務めるオペレーターです。定例会の開始・終了の宣言を行う他、批評が必要な下書きの各チャットルームへの割り振りやテーマから外れた話題の方向修正など、定例会を円滑に進行させるための活動を行います。
基本的に活動を行うのは担当週の土曜日夜、定例会の開催時間とその前後のみです。現在、多くの定例会オペレーターはチャット運営チームのスタッフが兼任していますが、専任で担当していただける方を募集しています。
財団新聞編集委員会
概要
茜刺財団新聞を毎月発行するコントリビューターのチームです。
一番最初に持つ権限とやってもらう仕事
- 財団新聞における担当箇所の執筆
応募条件
- サイト上の提案スレッド・告知スレッドなどを確認している
備考
茜刺財団新聞の執筆を行うコントリビューターです。毎月上旬に発行される新聞のために本文や企画の執筆をしたり、過去にWikiで行われた活動のデータを集めたりします。茜刺財団新聞は分担制で執筆されているため、コントリビューター就任後は他のメンバーと担当箇所を調整し、必要に応じて共同で作業を行います。
事実を要約して端的に説明するための一定の日本語力が求められますが、格調高い文章表現能力などは必須ではありません。あくまでも新聞作成のための、地道で堅実な活動ができる方が適しています。